自分の強みを追及する。
「水を得た魚」という言葉があります。
魚は陸の上を歩いたり、走ったりすることはできないけれど、水のなかを自由に泳ぎまわれるよね。
水のなかをいきいきと泳ぐことで、元気になれるんだよね。
陸の上にいたら干上がって死んでしまいます。
これは人でも同じことがいえます。
自分がもっている強みだったり個性を押し殺しても、生き生きと生きられません。
自分の強みや個性を活かすことで、生き生きと生きられるんだよね。
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自分の強みを伸ばしたり、自分を改善させようと努力することをやめると、人は他人をけなす方向へむかいがちになります。
周りの人をおとしめたり、足をひっぱったりすることで、自分のほうが優秀だと示そうとします。
だけど、そんなことをしてもなにもいいものなんて生み出されないよね。
だれだって、他の人よりも優秀になりたいという気持ちをもっています。
その気持ちがゆがむと、人は他人の足をひっぱります。
大事なことは、自分の強みを追求する姿勢を持つこと。そうすることで、「人よりも優秀になりたい」「特別な人になりたい」という気持ちをゆがませないで、素直に自分の素質を開くことができます。
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どんな集団でもそうだけれど、その集団内で求められていることを上手にできない人は、周りの目を気にしてしまいます。
例えば、野球部の中では部員は、野球ができることが求められます。
そして野球がへたっぴな子は、他の部員や先生やコーチからどう思われているかを気にしてしまいがちになります。
これは大人の世界でも同じです。お仕事ができない人は、会社の中で居心地の悪さをどうしても感じてしまうんだよね。
そして人によっては、こびたりへつらったり、自分がしたくもないことをしてしまって、さらに自己嫌悪におちいってしまうこともあります。
厳しいけれども、集団の中での居心地をよくするためには、自分が周囲から認められる必要があります。
そのためには、自分の強みを活かすことが大事なんだよね。
自分を押し殺して、得意でもないことをやり続けて失敗を重ねても、居心地なんてよくならないものね。
まず、自分の強みはなんなのかを知ること。そしてその強みを磨いて、活かそうとすること。
場合によっては、自分を活かせる環境をもとめて、部活を変えたり学校を変えてもいいと思います。
自分が生き生きとできないところで、無理に自分を押し殺す必要はありません。
自分の個性を殺すのではなくて、活かすことで、こびたりへつらったり、自分を押し殺すような生活になることを防げると思うんだよね。
読んでくれてありがとさん!!