超訳「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」

「ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ」という本を読みました。

以前超訳した「ひといちばん敏感な子」と同じ著者が書いた本です。

繊細な人は普通の人より傷つきやすく、生き辛さを感じやすい反面、すばらしい能力をもっています。

具体的にいうと、「察知、分析、集中、独創」する能力です。

普通の人が気づかないささいな兆しや特徴に気づくことができて(察知)、気づいたものについて分析する能力も持っています。(分析・集中)。そしてその考えをさらに深めて、自分オリジナルの新しいものをうみだす能力ももっています(独創)。

そういう意味で、繊細な人は新しいものを生み出すクリエイティブな職業に向いているとブイチは感じています。それはなにも芸術だけではありません。ありとあらゆる分野において、古いものを新しくする素質を彼らは持っています。もしかしたら、人々を新しい世界へと導くリーダーの素質も持っているかもしれません。

今回も超訳です。なので原文どおりではないけれど、そこは許してね。

 

 

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他の人なら見過ごしてしまうようなささいなことまでも、繊細な人はキャッチしてしまうのだ。

 

繊細な人は実は、高い創造性、洞察力、情熱、思いやりなど、社会が高く評価しているものをもっている。

 

繊細な人は、あらゆることについて人より深く考えてしまいがちである。

 

チャールズは自分の繊細さを中心に生活設計してきた。自分に最適なレベルの神経の高ぶりを維持し、繊細さが自分の欠点だと思わなくてすむように努力しているのだ。

 

(繊細な子の)ロブは繊細な子どもの美点をたくさんもっていた。すばらしいイマジネーションを持っており、あらゆる芸術的なもの、特に音楽に魅了されていた。

 

繊細な子どもが自分の敏感さを乗り越えるためにおそらくいちばんよく使われる方法は、安心して頼れる人と一緒にいて、その刺激を乗り越えることだろう。

 

ユングは、子ども時代にトラウマを受けていない繊細な人々は、神経症にはならないといっていた。

 

瞑想の先生から聞いた面白い話しを紹介しよう。ある男が人生のあらゆるストレスから逃れようと、洞窟に隠遁し、昼夜を問わず瞑想をして過ごした。しかし、すぐに彼はその洞窟から飛び出してしまった。洞窟の中でしたたる水の音に耐えられなくなってしまったというのだ。

繊細な人にとって必要なことは、ストレスと共に生きる新しい方法を見つけ出すことである。

 

クリエイティブな人々にはひとりでいる時間が必要ですが、その時間は長すぎてはいけない。世の中から遠ざかりすぎると、現実感や適応力をなくしてしまうからです。

 

繊細な人にとって、夜勤や変則的な就労シフトは普通の人が感じるよりももっと辛い。

 

繊細な人には、瞑想はぜひ取り入れてほしい。瞑想では、とても深い休息を得ることができる。

 

なぜ繊細な人にはしっかりした境界が必要なのか?理由はたくさんあるが、必要以上の刺激をシャットアウトするため、というのが最大の理由だ。

 

カリフォルニア大学の研究報告によると、繊細な子どもはストレス下にあると、普通の子どもよりよく怪我をしたり病気にかかるが、ストレス下にないと、普通の子どもよりケガも病気も少ないという。

 

「ある種の子どもにとって、ひとり遊びは正常である」という論文もある。

 

子どものころから人見知りだった男性についての研究報告によると、彼らは平均的な男性よりも結婚するのが3年ほど遅く、仕事につくのも3年遅いという。人見知りの女性はまったく仕事を持たなかったり、結婚して仕事をやめることが多いという。自分で自分を養うことを覚えずに、父親の家から夫の家へ直行するという人が多いようだ。

 

私が研究したところによると、繊細な人の30パーセントは外交的な人である。おそらく社交的で愛情深い大きな家族か、安全な場所で育ったので、他者は恐れるものではなく、信頼できるものだとみなすようになったのだろう。

 

特別に才能豊かなこどもについてのエキスパートであるリンダ・シルバーマンは、「賢い子どもであればあるほど、内向的である」と発見した。

 

極端に困難な子ども時代や思春期をすごした繊細な人は、その過去を受け止め、自分の特徴を理解して傷を癒すという仕事を怠ると、不安感やうつ状態に悩まされたり、自殺する危険が高くなるようだ。たとえ、はたから見れば問題のない家庭環境だったり、比較的平穏な子ども時代を過ごしたように見えても、繊細な子は他の子より余計に「つらさ」を感じたはずだ。

だがどうか繊細さを責めないでほしい。精巧な楽器や機械のように、あるいは丁寧に飼育された動物のように、あなたには特別のケアが必要なのだ。

 

読んでくれてありがとさん!!