厳しくなるまえに、相手のことを考える。
以前、甘い人と優しい人は違うという話をしたことがあります。
甘い人は君がよくないことをしてもなにも言ってくれないけれど、優しい人は必要なことをちゃんといってくれると書きました。
今もそうだと考えています。
ただ、甘い人の対局にいる「厳しい人」が、優しい人のことなんだと誤解を抱がせがちだなと、最近思いました。
厳しい人は、必ずしも優しい人ではないとロイチは考えています。
例えば、しつけを厳しくしすぎたが故に、いつもおどおどしたりびくびくして、周りの大人や親の顔色ばかりを見てしまう子どもになってしまう話はたくさんあります。
厳しさは、必ずしも優しさであるとは限らないんだよね。
では、厳しい人と優しい人の違いはなんでしょうか。
一つは、相手の気持ちをおもいやっているか。相手の気持ちをくんでいるかどうかだと思います。
怒りのコントロールって、難しいよね。ロイチも難しさを感じています。
怒りにブレーキをかけたり、歯止めをかけるのって、とっても難しいです。
ただ、怒る前に相手の気持ちを考える習慣をつけていたら、歯止めをかけやすくなるとロイチは思うんだ。怒られる方の身になって考えてみることね。
今、相手はどんな気持ちをしているのかな、とか。怖い思いをしているんじゃないかなって思うと、歯止めをかけやすくなると思うんだよね。
そしたら、必要以上に大きい声を出したりしちゃいけないなって、考える余裕も出てくると思うんだよね。
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厳しい人と優しい人の違いは、他には、相手のことを理解しようとするかどうかだと思います。
相手がなにか良くないことをしてしまったとしても、その背景を思いやることね。なんでそういうことをしてしまったのかを、ね。
相手の能力が足りなくてそういうことをしてしまったのかとか、悪意をもってそういうことをしたのかとか。
そういう背景を理解しようとしないで一方的に怒っても、相手は恨みを抱きがちになるだけだと思うんだよね。
「ちゃんと僕のことを理解してくれていない」ってさ。
関係がギスギスしがちになりがちだと思うんだよね。
逆に、ちゃんと理解してもらえているって思われたら、厳しいことを言っても耳に入りやすいと思うんだよね。
読んでくれてありがとさん!!