自分が自分にならないで、だれが自分になれる。
ブイチの好きな言葉の一つです。書家の相田みつをさんの言葉だそうです。
自分を隠さない。気が弱いんだったら弱いまま。興奮しすぎるんだったらしすぎるまま。短所はない。特徴だけがある。特徴をすんなりと生かした選手がグラウンドで輝く。
ブイチの好きな言葉の一つです。陸上競技の選手だった為末大さんの言葉だそうです。
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ブイチは昔、「和む」という言葉の意味を勘違いしていました。
その場の雰囲気を重視して、自分の意見をださず、自分の個性をださず、無難に周りの人と仲良くすごすことを「和む」ことだと思っていました。
さらにいえば、平和とは、その先にあるものだと思っていました。
もちろん、時には、そういうふうに無難に過ごすこともありだと思うけどね。
今は、和とは、すべての人が個性を輝かせたその先にあるとブイチは考えています。
例えば、強い野球のチームの選手を思い浮かべてください。
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足が速い人。バントがうまい人。ホームランが打てる人。守備がうまい人。
みんなそれぞれ、強力な個性や強みがあるんじゃないかな?
それぞれの選手が、自分の個性や強みを活かさないで、こじんまりとしていたら、けっして強いチームにはなれないよね。
かつて、何度も日本一に輝いたV9時代のジャイアンツのメンバーは、みんなそれぞれの強みがあったそうです。
さらに言えば、情けないプレイをした選手には、味方からも容赦なく野次がとんだそうです。
たぶん、それだからこそ、最強でありえたと思うんだよね。
「チームの和」とは、「喧嘩せずに、仲良く無難にすごすこと」ではありません。
「勝利のために、全員が自分やチームメイトを活かすこと」です。
ブイチの考えだけれど。
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「出る杭は打たれる」という言葉があります。
もちろん、この世界のひとつの事実ではあります。
でも、周りの目を気にして、自分の個性を殺して生きていたら、なにもうみだせないし、つまらないと思うんだよね。違う?
環境によっては、自分の個性をだすことが許されないこともあるかもしれません。
そんなときは、自分の個性を出さずに、いつか自分をだせるそのときに備えて力を蓄えてもいいと思います。
桜だって、真冬に無理に花を咲かせようとしないもんね。
春の開花に備えて、冬の間はじっと力を蓄えているもんね。
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よかったら、アイフォンを創ったスティーブ・ジョブズさんの過去のインタビュー動画を見てみてね。スティーブさんも、社員が意見をだしあい、ときにはぶつかりあうことですばらしいものがうまれると語っているから。
読んでくれてありがとさん!!
答えです。探してくれてありがとさん!!