人間は不満がなければ成長しない。
元野球監督の野村克也さんの言葉だそうです。
「ハングリー精神」という言葉があるよね。
飢えや渇きを満たしたいっていう気持ちのように、物事を達成したいって強く思う気持ちのことだよね。
この「ハングリー精神」って、貧しい人や飢えた人だけが持てるものだとブイチは昔考えていました。
そして豊かで財産があって、平穏な生活を過ごしている人はこの気持ちを持てないし、持つ必要がないとも思っていました。
実際、そういう一面はあります。
豊かな人よりも貧しくて辛い思いをしている人のほうが、「ハングリー精神」を持っている人が圧倒的に多いです。
でもね。
豊かで財産がある人のなかにも、「ハングリー精神」を失わずに持ちつづけている人はいるんだよね。
ヨーロッパの一流クラブでプレイしているサッカー選手たちを見てみてください。
彼らはもはや、飢えていないし、成功しているし、女の子にもモテるし、財産もあります。
だけど彼らは必死になって戦っているでしょ?シュートを外したらものすっごく悔しがるし、逆にシュートをいれたらものすっごく喜ぶでしょ?
なにが彼らを突き動かしているんだろうね?
すべての選手がそうとは限らないけれども、夢に対する渇きが、彼らを突き動かしているんだと思うんだよね。
「こういうプレイをしたい」とか「こういうサッカー選手になりたい」とか「あの選手よりうまくなりたい」とかさ。
「ハングリー精神」って夢に対する圧倒的な渇きの気持ちのことだと思うんだよね。
貧しい生活をしている人のすべてが、「ハングリー精神」をもっているとは限りません。
貧しくても、今の生活に満足している人は、現状維持を望むので、挑戦したり努力したりしようと考えないからです。
今の生活に満足できないで、もっと豊かな生活を夢見る人たちだけが、「ハングリー精神」をもつことができるんだよね。
ただ、豊かな生活をしている人よりも貧しい生活をしている人のほうが、今の自分の生活に満足しないで、豊かな生活を夢見ている人が多いです。だから、「ハングリー精神」を持っているのは貧しい人のほうが多いんだよね。
アイフォンを創ったスティーブ・ジョブズさんは昔、大学の卒業式のスピーチで「Stay hungry」と言いました。
この言葉の意味は、「社会にでて大人になっても夢見る心を忘れるなよ」って意味だとブイチは理解しています。
たしかに、子どもに比べて大人は夢を失いがちです。
子どもの頃は「夢を持て」とか「可能性は無限」といわれても、大人になったら「いい年して夢ばかり見るな」とか「現実を見ろ」と言われます。
生活を背負ったり、自分の肉体にも曲がり角が来たり、夢を捨てる言い訳はいくらでもでてきます。
でもね、あくまでそれは言い訳であって、理由にはなりません。
どんなに豊かでも、どんな年齢でも、夢を持つことができないことは絶対にありません。
だから、ハングリー精神はだれでも持てるんだよね。
読んでくれてありがとさん!!
「stay hungry」と言ったスティーブ・ジョブズさんのスピーチ動画です。
答えです。探してくれてありがとさん!!