A君とB君とC君の3人が、算数のテストで0点をとったとします。テスト結果を受け取った3人は次のように考えました。
A君 今の自分は勉強が足りない。このままじゃいけない。よし、算数の勉強をたくさんしよう。
B君 俺は算数が苦手なようだ。よし、算数は諦めて国語や社会で頑張ろう。
C君 僕は頭が弱いはずがない。これは何かの間違いだ。そういえば、テストの日、風邪気味だった気がする。
さて、次のテストのとき、3人の成績はどうなっているでしょうか?
・・・・・・
たぶんこうなるんじゃないかな。
A君 算数の成績が伸びて、他の科目との合計も前に比べて上がる。
B君 算数は相変わらず低い点数だけれど、他の科目の点数が上がったので、合計も上がる。
C君 前回と変わらない。
C君は「僕の頭が弱いはずがない。テストの前日に食べ過ぎたことが原因だ」などと言いつづける限り、次のテストもその次のテストも点数は変わりません。
自分の弱いところと向き合うのって、勇気が必要だよね。大人になっても自分の弱さと向き合うことは、とーってもつらい作業です。ブイチも苦手です。
だけど、自分の弱さと向き合えた人だけが、変わることができるんだよね。
またね!!
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