1964年の東京オリンピックで話題になったのが、金メダルを獲得した女子バレー日本代表、通称「東洋の魔女」です。身長が低い日本人がバレーボールで金メダルを取るなんてすごいよね。

当時、選手たちを率いていたのが、大松博文監督。とても厳しい指導で知られていて、「鬼の大松」と呼ばれていたそうです。

鬼と呼ばれるくらいだから大松監督は選手たちから嫌われていたのかと思うよね。

けど、そうでもないんだよね。選手たちの中には引退したあとも大松監督を定期的に訪れた人もいたし、大松監督に結婚の面倒を見てもらった選手もいたそうです。

それは大松監督が「勝利」という目標に対して一貫して、一生懸命向き合っていたから。

大松監督は選手にも厳しかったけれど、自分自身に対しても厳しかったことを選手は理解していたんだよね。

大松監督の練習は厳しかったけれど、選手に手をあげたことはなかったそうです。もしも大松監督が、「勝利」という目標を忘れて、自分の怒りを晴らすために選手を殴り飛ばしていたら、みんなついてこなかったはずです。

リーダーの気持ちは行動を通して、部下に伝わります。

その集団の利益のために一貫して、一生懸命取り組んでいたら、リーダーに私心がないことが行動を通して部下に伝わります。

そしたら、部下に厳しい態度で臨んでも、部下はリーダーについていきます。

リーダーが気分で怒っているのではなく、目標を達成するために、公正に自分達に接していることが伝わるから。

読んでくれてありがとさん!!

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