人は一人一人、違います。
産まれた国も違うし、性別も違うし、育った環境も違うし、性格も違うし、他にもいろいろと違いがあります。
例えば、男の人と女の人は違います。
その違いを認めることは大事です。男子トイレと女子トイレはわけたほうが、社会のなかで礼儀は守られるよね。
もしもお互いの違いを認めないで、トイレをわけないで共同にしたら、お互いに生きづらさを感じてしまうよね。
なので、人と人は違ってもいいし、違いを認め合うほうがいいと思うんだよね。
でもね、自分と相手の違いで相手をおとしめたら、それは差別になってしまうんだよね。
例えば、男の人と女の人の違いをとりあげて、女の人は劣っているとみなしたら、それは差別です。
男の人と女の人はそれぞれ特徴があって、それぞれが素晴らしい個性をもっています。
人の個性(違い)を認められる人は、自分の個性(違い)を素直に認めることができます。
そうしたら、人との違いを恥ずかしがったりせずに、素直に自分の個性として受け入れて伸ばすことができます。
自分に自信をもつことができます。
差別的な言動をしている人は、自分に自信をもったり、安心感をもつことができません。
例えば、女性は常に劣っていて、男性は常に優れていると考えている男の人がいるとします。
そして、女性差別的な言動をして、自分が優れていると自分で思い込んで、安心感を得ようとしているとします。
でもね、その安心感はとてももろいんだよね。
女性が劣っていて男性が優れている合理的な理由がないから。
差別的な言動をして自分は優れていると思いこもうとしても、根拠がないので自信も安心感も得られません。
強気で男らしさをアピールしても、内心では自分の優秀さに対する不安でいっぱいです。
自分の優秀さには根拠がないから。
そして、不安にかられてよりいっそう、女性差別的な発言をして、自分(男性)の優秀さを自分で確認しようとして、よりいっそう不安にさいなまれることになるんだよね。
結局のところ、相手をおとしめたりしても、自分の自信につながらないんだよね。相手や自分の個性を認めることが自信につながるんだよね。
読んでくれてありがとさん!!