心理学にはラベリング効果という言葉があります。
ある人にたいして、「あなたは○○な人」と決め付けると、その人は○○な人らしい振る舞いをしがちであるという現象のことです。
例えば、ケンカばかりをしている子に対して、「あなたは不良少年」というレッテルを貼ると、その子は不良少年らしい行動をしがちになります。
ワインの瓶とかに貼ってあるラベルが言葉の由来です。
これは、自分自身に対しても言えます。
普段から自分のことをクズだと思っていて、いつも心のなかで「自分はクズだ」と言い続けていたら、本当にクズのような人になります。
だから、普段から自分に対してリスペクトを持って接する必要があるんだよね。
自分はクズではないと思って、尊重する気持ちを持って自分と接する必要があるんだよね。
それは、傲慢とは違います。
傲慢とは、おごり高ぶって、周囲の人を見下すことです。そこに周囲に対するリスペクトはありません。そして傲慢な人は、変化を嫌い、自分の可能性を追求しようとしません。そこに自分に対するリスペクトもありません。
自分をリスペクトできない人は、他人に対してもリスペクトを持ちにくいです。他人と接するときに、媚びてしまったり、または威圧的になりがちなんだよね。
例えば自分をクズだと信じている人は、自分に対して自信をもつことができません。そしたら、自分は嫌われていないだろうかとかを無駄に気にしてしまいがちです。他人の目を気にしておどおどしがちになるんだよね。
そして、他人に媚びるようになってしまいます。
また、自分をクズだと信じている人は威圧的にもなりがちです。自分に自信をもてないので、なめられないように、偉そうな態度をとりがちなんだよね。
自分をリスペクトできる人は、他人に対してもリスペクトができます。
自分はリスペクトに値する人間であると思っていたら、他人に対して媚びたり、威圧的になって「自分は強いんだぞ!!」とアピールする必要がありません。
そして、自分をリスペクトしている人は、変化に前向きで、自分の可能性を追求しようとします。
だから、自分に対してリスペクトを持ったほうがいいんだよね。
読んでくれてありがとさん!!