徳は本なり。財は末なり。
(徳を修めれば、財産は後からついてくる)
「大学」という本の中のお言葉です。
すばらしい徳を持っている人のすべてがお金持ちなのかどうか、ブイチにはわかりません。
調査したことがないからね。
ただ、確実に言えることは、徳がない人より徳がある人のほうがお金持ちになりやすいということです。
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お金を集めるにはどうすればいいかを一言で言うと、「求められている価値を提供すること」です。
例えば、真夏の暑い日って、冷たいアイスクリームを食べたくなるよね。
アイスが売ってあったら、ついついお金を払って買っちゃうでしょ?
逆に真冬の寒い時期にアイスが売ってあっても、それほど欲しくないよね。
お金持ちになれる人は、暑くて暑くてみんなが苦しんでいるときに、目の前にアイスを出して、「おひとついかが?」と言える人のことなんだよね。
この場合、お金持ちに求められる行動を具体的に細かく分けると
① 人々がなにに苦しんでいるのかを知る。(夏の暑さに苦しんでいる)
② それを解決するためには、どうすればよいかを考える。(アイスを提供すればよいと考える)
③ 実行する。(アイスを売る)
の3つなんだよね。
人々が苦しんでいる姿を見て、なんとかしたいと頭を悩ませて、実行する・・・・・・
これって、徳のある人の行動だと思わない?
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信用がある人はお金をたくさん使えるし、信用がない人はお金をあまり使えません。
クレジット・カードを例にして考えるとわかりやすいです。
「クレジット」とは、信用のことです。
「このカードを持っている人は後でお金を必ず払ってくれますよ」ということを裏付けるカードがクレジットカードなんだよね。
信用があるから、クレジットカードを持てるし、逆に信用がない人はクレジットカードを持てません。
クレジットカードを持っている人は、お金を借りたり、手持ちの現金がなくても買い物ができます。カードがない人はそれができません。
借金にしてもそうです。お金を返してくれるかどうかわからない人には、お金を貸す人はあらわれません。
「この人はどんなことがあろうと必ずお金を返してくれる」っていう信用がないと、お金を貸す人はあらわれないんだよね。
つまり、信用がある人にはお金が集まるし、信用がない人にはお金が集まらないんだよね。
信用がある人はない人に比べて、お金を集めることができるので、事業を起こしやすいです。
信用がある人・・・・・
徳がある人は信用されやすいよね。
徳がない人を信用しろっていったって無理でしょ?
だから徳がない人に比べて、徳がある人にはお金が集まりやすいんだよね。
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徳がある人は出世しやすいです。
会社の中で地位が高くなるということは、部下を持つということだよね。
部下と上司では、求められる役割が違います。
部下は、プレーヤーとしての技術。つまり、仕事ができることが求められます。
もちろん上司も仕事ができることが求められるけれど、それよりもマネージャーとしての技術、つまり、部下や周囲の人を用いて目標を達成することが求められるんだよね。
プレーヤーのときは、徳はなくても仕事ができればよかったけれど、マネージャーとなったらそうはいきません。
なぜなら、徳がない人より、徳がある人のほうに部下がついてくるから。
徳がある人のほうが求心力を持っているんだよね。
だから、徳がある人は出世しやすいです。徳がない人に比べて、マネージャーの資質を持っているから。
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・・・・・・ね?徳がある人はない人に比べてお金持ちになりやすいでしょ?
読んでくれてありがとさん!!
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答えです。探してくれてありがとさん!!